震災復興

3月11日、祈りの灯火を120Km走って届けて頂けることになりました。 March 11, deliver praying lights running 120 km from the coast

3月11日、盛岡で行われる追悼式典を手伝いに行きます。 盛岡城跡公園で、全国の方々から送られた、約1万個の灯籠をともして祈ります。 今年は、この火を沿岸から走って届けて頂ける事になりました。朝5時に釜石を出発、9時頃遠野、13時頃大迫、16…

「あの年の盛岡2011」を見てきました。I watched a play "Morioka's 2011/3/11".

劇団モリオカ市民公演「あの年の盛岡2011」を見に行ってきました。2011年3月11日、東日本大震災。 震度6の地震に続いて、三陸沿岸を巨大津波が襲いました。 盛岡市は沿岸から100Kmはなれた内陸の中核都市です。離れているとはいえ、友達や親戚や経済や・…

ボランティアできたかた、一度は被災地にいこうと思っていた方、おおつち感謝祭にいきませんか?

おおつち感謝祭のご案内を頂きました。日時は1月30、31日の土日ですね。 おおつち感謝祭を開催します! | 復興まちづくり大槌株式会社私は2日目の「復興現場めぐり」 これはぜひ,行きたいです。 しょっちゅう現場に行っていますが、実際にどうやって…

落ち込んでるときは、歌おう。

「落ち込んでるときは、歌おう。自信がないときは、力強く話そう。先が見えないときは、言葉で自分の道を切り開こう」ひとりのおばあちゃんの顔が浮かびました。ある日、この方の所をたずねていくと、楽しそうな歌声が聞こえてきました。 歌っているのでいる…

いわてにきたら、田舎のちっちゃい美容室にいってみましょう(^^♪

大槌町にいくたび、いつもお世話になっている美容室があります。 その名は「美容室チャーミー」この日もさっそく寝癖をなおして頂きました(笑) 2013年夏の調査。 あまりの暑さに、学生ともどもぐったりしていました。 たまたま、立ち寄った美容室であんま…

もうすぐ5年目のボランティア。いまだからこそ。

だんだんに災害公営住宅ができ、家が建ち、出て行く人がいて。 仮設住宅には空き家が目立つようになってきました。 とはいえ、半分以上の仮設住宅がそのままです。いまボランティアに来て頂けるとしたら、、、大歓迎です。 ほんとうに少なくなりましたから。…

被災地の事

たまに岩手から出て、被災地の事について話すとびっくりされます。 「えっ、まだ仮設住宅に住んでいるの!?」そうなんですよね。 しょっちゅう行って、話を聞いていると、当たり前で仕方ないような気持ちになってしまいがちですが・・・これってやっぱり、…

山田町へ、復興ドーム2年目忘年会でした

久しぶりに、仕事じゃなく山田町にいってきました。 楽しかったー^^今回は、復興ドームを一緒に建てた皆様との忘年会。 復興ドームは、神戸の「テツヤジャパン」さんの企画で、組み立てが簡単な作業小屋を被災地各地に設置しようというものです。素材はロシ…

赤浜の復興。土を盛り、道を替え、山の木を切り、平らにする。

人間はほんとうにすごいと思います。 大槌町赤浜にいってきました。吉里吉里から赤浜に向かうと、新しい道になっていました。確か丘だったところを切り開いて平らにしたようです。 正面にひょっこりひょうたん島が見えてナイスポイント。このだだっ広さ。も…

赤浜は雨でした。

大槌町の赤浜にいってきました。 ここの方々は女の人がしっかりしていて、インタビューでもお母さんやおばあちゃんの話がしょっちゅうでてくるのです。(お父さんは相当がんばらないと!)昔は遠洋漁業の人が多く、浜の事は女の人がするようになったのだそう…

山田町の仮設住宅調査でした

今年もまた仮設住宅調査にお伺いさせていただきました。 5年目の調査ですが、まだ7、8割の仮設住宅が埋まっており、変わらない日常を過ごされておりました。変わったのは防潮堤とかさ上げの現場です。とくに町の中心部にはベルトコンベアを設置され、一気…

明治・昭和の津波による高台移転とその結果

明治・昭和の津波による高台移転とその結果を調べています。参考になったのがこの資料。 平成23年に実施した、内閣府の調査資料です。かつて高台移転を行った地域が今回の津波でどうなったのかを、岩手県から宮城県の沿岸を淡々とリサーチしています。参考資…

全国紙では、やっぱり復興おわってました。

そういえば、大学のロビーに新聞があったのでした。 各紙の復興のようすをめくってみました。全国紙は復興のニュースはゼロ! 確かにこれだと復興はもう終わったよねーと思われてしまいそう。。。 岩手面には復興の記事がいくつかあって、高田高校の記事には…

東北には本物の民主主義があった

先日、コミュニティ再建支援の集まりで興味深い話を聞きました。 人が集まれているかどうかに復興が左右されているということでした。 【終了】レコーディング イン プログレス -3がつ11にちをわすれないためにセンター活動報告展 - おしらせ - 東日本大震災…

災害を標準化。支援する力、支援を受ける力(←重要!)を世界共通で使えるようにしよう。

仙台の国連防災会議。3月18日の午後は防災情報社会デザインコンソーシアムに行ってきました。 タイトルは「東日本大震災以降のNPO等の活動について~行政・NPO等の連携における日本型ICSの可能性」防災情報社会デザインコンソーシアム|Consortium on "De…

「はじまりのごはん」今日、何食べた?

ちょうど私たちの上の階で展示をやっていました。 そういえば、何たべたっけ?ごはんを炊いたよ!って写真。 自分の思い出を付箋でぺたぺた。 そうだ、洗えないときはラップが役にたつんだよね。かわいいな。 停電の中、みんなでごはん。 私のいたところは停…

わすレン!のこと。

もう一つ、すごいなーと思ったのがこれでした。 311の記録をずうっと記録するためのセンターです。 東日本大震災の記録・市民協働アーカイブ|3がつ11にちをわすれないためにセンターrecorder311.smt.jp 淡々と。スケボーを走らせる。 手作りのデッキとラン…

都市の防災はどうなっているのか。高層マンション編。

去年の都市防災の授業にお邪魔したときのノートを書き起こしてみました。 (メモの書き起こしなので、多少間違っているところがあるかもしれません。)三陸とは違って、コミュニティが成立しにくい中での防災計画の難しさと、それへのチャレンジについて語っ…

すごい防災訓練に参加してきました。もう誰さも死なせねぇ。

3月8日(日)大槌町の安渡という町内会の防災訓練に参加してきました。昼の1時に大地震、そして大津波がやってきた!というシナリオで町内全体をフル活用した大芝居、という訓練です。私の担当は、おらぁ逃げねえってこそばる姑をなんとか避難させようと…

さあ、今年はどんな年にしようか。

「さあ、今年はどんな年にしようか。」黙祷がおわって、なんだかんだとそういう話をしていた。 そっか、この日が新しい区切りの日になったんだ。。。ぜんぜん復興は進まない。 そりゃないだろ!って事もずいぶんある。 偉い人がやってきて理想ってやつを置い…

4年前の311は東京にいたんだった。。。

おはようございます。 4年目の311の朝です。 おはようございます、雪は一段落したけどすごい風です。みなさまお気をつけて! 今日はとにかくすごい雪とすごい風! 今シーズンでいちばん積もったのではないでしょうか。 雪かきをして、ブーツをはいて、雪…

まず必要なのは寄り添う事です

被災地のインタビューをしています。 そのときに気をつけているのが 「この人は痛みなく思い出せているか」です。 トラウマケアの先生に教えて頂きました。強い人が強いかと思えば、そうでもなく。 弱い人が弱いかと思えば、そうでもなく。 ひとりの人の中に…

小鎚川の水門、解体。

1月30日(金)大槌町へ出張。 予定していた方とたまたまお会いできなくて、さてどうしようと旧役場前へ向かったら、写真家の伊藤陽子さんとばったりお会いしました。なんと昨日北海道から帰ってきたばかりだそう。(ここに来ると不思議とご縁がつながるの…

答えの出ない被災地の今を映画に。「赤浜ロックンロール」をみんなで見ました。

「赤浜Rock'n Roll」というドキュメンタリー映画を 沿岸から盛岡に来ている人たち ボランティアや岩手の文化を愛する人たちで いっしょに見る事にしました。先月の調査でたまたま、夕食を食べていた隣の席に座っていて お話を聞いたら、なんと映画の監督さん…

Save the children 「わたしたちが生きるまちをもっともっとキラキラさせたい」

すてきなポスターでした。風に向かって、わあっと笑顔で、リラックスして立っている子供達。 このまちが大好きなんだようってメッセージが伝わってきます。この後ろはだだっ広い被災地が広がっています。 ここにいるだけで、魂がやすりで削られていくみたい…

読書) 日本漁業の真実

三陸沿岸といえば、漁業の町です。山から海へ。キラキラ光る豊かな海。 沿岸に行って、海を見るたびに、無条件で「あ〜しあわせだなあ」という気持ちになります。どんなに苦しくても、ここで生きていきたいというお話を伺うたびに、なんだかそれ分かるよって…

36年後、2050年のいわて。(2050年までの1km2毎の地点(メッシュ)別の将来人口)

ちょっと前に日本の6割が無人になる!人口ががんがん減る!というおっかないニュースが流れていました。その元データを展開してみたら、なかなか面白かったのです。まず、ニュースのもとはこちら。日本の6割の地域が無人に? 2050年、日本の人口は9700万人 …

東北発の震災論

今日は東京に向かっています。 盛岡では青森からきたハヤテと秋田からきたこまちがドッキング。 そしてほぼ満席でした。 おとなりのおばちゃん達が、昔話みたいに現代の話コさすんのを、おもしぇーなーと思いながら、この本を読んでいました。 東北発の震災…

「いま被災地に支援は必要ですか?」「もちろんです!」

そうです。 ほんとに、あらゆる局面で人手がだりない。。。 少しの手助けがあれば立ち上がれるのに、って思うのです。仮設住宅の調査チームに入って思うのは 心の整理が付いていない方がまだ大勢いるんだなあという事でした。家から一歩もでられない、 辛い…

1000年後の人たちに、実感ってどうやったら伝わるんだろう。

津波防災学習教材を拝見しています。 平成18年、津波が来るちょっと前に作られた岩手県の学校教材です。 過去の津波について 実際に津波に会った古老たちの証言。 津波のメカニズムについて 身近な津波の痕跡について いざというとき、どうしたらいいか 繰…