数値標高データを取り込んでみました。

元データは国土地理院の5mメッシュ数値標高データです。

ダウンロードしたデータを地図書きにつかうべく格闘しております。
これはその途中のメモなので、NGケースを知りたい方は読んでみてください。


1)国土地理院のソフトを使う。

国土地理院の数値標高データを表示するのに
基盤地図情報閲覧コンバートソフト[FGDV.exe]というものがあります。

さすが謹製。ダウンロードしたデータが一発できれいに表示されました。
さっそくシェープファイルへエクスポートし、AecGISで読み込んでみます。


おー、、、、なんか出てきました。
テーブルを確認すると、標高データが入っています。

さて、これを高さの地図にするには。。。

「Special Analyst」エクステンションが必要のようです。

・・・いまは手元にないツールなので置いておきましょう。T_T;


f:id:MATSU:20130917152245p:plain


このエクステンションがあればGoogleMapでかっこよく3D表示できたりする、、、みたいです。

(参考資料)
国土交通省国土政策局GISホームページ

GISに関する取組

  • ArcGIS活用演習  
    • ≪テキスト(Ⅳ)≫ DEM データを使う (3,143kb)

http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/gis/gis/kyoiku/


2)ArcGISの変換ツール(国内)を使う

ArcGIS側から取り込む方法もあるみたいです。

電子国土 Web 対応アドイン を公開しました!!
http://blog.esrij.com/arcgisblog/2013/06/web-3cd2.html

ArcGIS 国内データ変換ツール一覧
http://www.esrij.com/cgi-bin/wp/wp-content/uploads/documents/JPtoolcatalog10_1.pdf

なかなか、いけそうです。
まずはやってみましょう。

1)ArcToolboxを右クリックしてデータ変換ツール(国内)をロードします。

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ツールはProgram FilesのArcGISの下にあるとのこと。
→ありました!
(どうして最初からインストールされていないんだろう。。。謎です)
C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.1\ArcToolbox

2)ArcToolboxに「データ変換ツール(国内)」が現れるのでクリックして起動。
国土地理院の数値標高データを指定します。複数指定オッケーでした。

※出力先に*.gdbを指定する必要があるので、あらかじめ作っておきます。

※64bit版は、バグでそのまんまだと実行できません。
 バックグラウンド処理をオフにすると実行できるようになりました。

3)OK→できました!
いつも通り地図を追加する感じで、追加します。

4)やたらたくさん地図ができていますね。。。
2,3開いてみると、おおむね1Km四方のタイルで1つのレイヤとなっていました。

見たい地域をざばっと全部指定して全部表示してみます。→ばっちりです!

しかし、隣接する地図との境目がガタガタです。
プロパティを見ると、レイヤにある最高地点と最低地点の間でで濃淡を均等割りしている。
これでは、山の中を表示すると、タイルごとにガタガタになってしまいます。

うーん、いったいどうしたらいいんだろう。