過疎と高齢化を受け入れた町。変化しつづけるということ。

再開発でにぎわう高松商店街。

そこからちょっと歩いてみると、ずいぶん空き家が目立つことにびっくりします。

すいぶん前にシャッター通りになったらしく、商店街ごと廃墟になったところも。

 

旧商店街をばりばりと引っぺがして生きの良い所だけ戻す。

話にきくと、おぉすごいなと思いますが、ひっぺがされた側を見るとこれはもう、ただ事ではない・・・。

 

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 そんな町を歩いていくと、どどーんとばかでかい鳥居が見えてきます。
「なんじゃありゃあ・・・」と近づいていくと、四国八十八か所巡りの何番目かの神社でした。
 
 
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鳥居をくぐると「キンピカリーン☆」全身金箔の恵比須様(巨大)がすごい笑顔で鎮座してます。
ご利益はもちろん金運アップ。わかりやすい!
 
ずらりと並んだ赤い鳥居をくぐると、またまたでっかい狸の像。白い服のお遍路さんがキャッキャしながらペタペタと触っています。
 
それから、これまたでっかい鐘。力いっぱい鐘をたたくとゴーーーンといい音にしびれる。
 
そうして、これまたキンピカリンの恵比須様(小)
金箔を貼るとさらに金運向上〜とあって、思わずペタペタ

  

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末吉でしたが笑
 
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 正面にまたまた神社。こんどは矢の形のおみくじを引けと。
ひいたら、その矢をダーツみたいにぶん投げて、そこの俵に当てなさいと。
 
これは楽しい。
 
お遍路さんがそこかしこでキャッキャしてる。七五三の子供達がはしゃいでる。
 
こんな面白神社が88ヶ所もあるってこれはすごい。またきたい。
 
しかも、地元の方がやたらと親切。
 
「どこからきたのー?」「岩手からー」「あらあらー」
 
さらにお遍路さんの服をきてれば、お接待まであるとか・・・。
 
いたれりつくせりです。
 
旅人がほしいものを全部用意してまっている。
鳥居をくぐればワンダーランド。
 
賑わう商店街、廃墟の商店街、
空き家だらけの町内会、参拝ワンダーランド。
 
驚く程ドラスティックな変化だと思いました。
何故それを受け入れられるのか?
何がシャッター通り商店街と違うのか?
それってどんな「文化」なのか?
 
知りたいと思いました。