走れ!移動図書館を注文しました!

移動図書館をご存知でしょうか。

被災地に行くとあっちでもこっちでも見かけるこの黄色いバス。

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震災のあと、本が読みたくって読みたくってしょうがなかった
みんなの気持ちに答えて走り出したプロジェクトです。

その活動が本になりました。


走れ!移動図書館: 本でよりそう復興支援 (ちくまプリマー新書)

走れ!移動図書館: 本でよりそう復興支援 (ちくまプリマー新書)


んで、この本を読みたくて、発売日に本屋さんによったのですが、なくって。
注文して店主さんとつらつらお話してみたら・・・

なんと大学の先輩でした!!!

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桑畑書店といいます。
釜石お店なう : 桑畑書店


東京都立大学を出て、地元釜石に帰って本屋さんを開いて。
ずうっと地元のために本屋さんをやっていたそうです。

震災後のご商売のご様子を伺った所。
なんと5人も雇用して、厳しいけれど頑張っていると!!!
どうみても小さな本屋さんで、いったいどうやっているのかというと
注文と配達が売り上げを支えているのだそう。

実は震災の前から注文と配達が伸びていたのだそう。
んで、震災後は店舗の面積が3分の1になったこともあって
配達部門のおかげで5人が雇えているとか。

おそらくそれは。全国的に本屋さんがつぶれてく中で、残った本屋さんにお客様が流れて
そこに上手く対応できたお店が伸びるという流れがあります。

それでも震災後の売り上げは激減して、かつかつギリギリな状態で
イオンもできるし、これから本屋でやっていくにはどうしたらいいかー。。。

悩ましいです。

でも、こういう本屋さんって大好きだなあ。


[仮設店舗(大只越公園)]
釜石市大只越町1-1 青葉公園商店街B棟101 (1階)

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