三陸沿岸に象のいる公園をつくりたい
「僕は象を飼いたいんです」
「えっ?」
先ほど、岩手で地震がありました。直下からズドーンという衝撃に続いてしばらくゆらゆら、ゆらゆらとゆれる大地。この感覚は沖合で断層がずれるあの感じだねーと話していたら、あたりでした。人間、すごいぞ。
最大震度4の地震、岩手県沖
「そういえば、ゆれる直前にキジが鳴いていたよね」
「だっけか、動物すごいね!」
「そういえば・・・」
(以下、うろ覚えです)
震災前の2007年に、とある幼稚園の先生が、スマトラの津波被災地に視察に行ってきました。
こんなに津波ってすごいものなのかーと実感したおかげで、避難訓練やいざというときの連絡方法を決める事ができ、2011年の津波から無事、逃げる事ができたのだそうです。
その時、いつもは大人しく、なんでもよく手伝ってくれる象たちが、ぜんぜんいう事を聞かなくなって、ずるずる、ずるずる、高台へ向かって行ったそうです。そうしたら地震、津波がきたのだそうです。象はあの大きな耳とでっかい足裏で、遠くの天気や仲間の様子を知る事ができるのだそうです。
人間には聞こえない低周波音(人間の可聴周波数帯域下限である約20Hzのそれ以下)で会話していると言われ、その鳴き声は最大約112dBもの音圧(自動車のクラクション程度)があり、最長で約10km先まで届いた例もある。加えて、象は足を通して低周波を捕えられることも確認された。
ゾウの足の裏
ゾウの足の裏は非常に繊細であり、そこからの刺激が耳まで伝達される。彼らはこれで30-40km離れたところの音も捕えることができる。この生態領域はまだ研究途中であるが、雷の音や、遠く離れた地域での降雨を認知できるのはこのためではないかと考えられている。また、足の裏のひび割れには滑り止めの役割があり、人間の指紋のように個体によってひび割れの模様は違っている。
ゾウ - Wikipedia
だから、象を飼えば地震や津波の予知ができるはず。三陸沿岸に象のいる公園をつくる。復興工事も象に大活躍してもらう。ナイスアイデアだと思いました。