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明治・昭和の津波による高台移転とその結果

震災復興

明治・昭和の津波による高台移転とその結果を調べています。

参考になったのがこの資料。
平成23年に実施した、内閣府の調査資料です。

かつて高台移転を行った地域が今回の津波でどうなったのかを、岩手県から宮城県の沿岸を淡々とリサーチしています。

参考資料1 今回の津波における高地移転等を行った地域の状況
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chousakai/tohokukyokun/5/pdf/sub1.pdf


 ざっと目を通した感想ですが、昭和の津波の後は1年ほどで移転が完了していることに驚きます。
現代の復興もこの位のペースで進めばいいのにと思います。

 しかしながら、当時は被災者に十分なケアが行き届かず、病気がはやり、貧困による餓死もありました。当時の写真を見ると、移転先の家は現代の仮設住宅よりもまだ悪い。おそらく現代の感覚からみると復興自体もまだまだです。

 どちらが正解と言い切れないのですが、昭和の人たちが「こうしたかった」という思いが、現代の復興に受け継がれる一方で、意思決定の自由度が奪われているように見えます。

 
 そして7年後には太平洋戦争が勃発。すべての資源は戦争へと向かいます。2020年のオリンピックは震災から9年目。なんとなくオーバーラップするものを感じます。