たまに岩手から出て、被災地の事について話すとびっくりされます。
「えっ、まだ仮設住宅に住んでいるの!?」
そうなんですよね。
しょっちゅう行って、話を聞いていると、当たり前で仕方ないような気持ちになってしまいがちですが・・・これってやっぱり、変だと思うのです。
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5年でまだ半分以上の方が仮設住宅で暮らしています。仮設から出て行った方の多くは復興を待てず故郷を離れた方です。いま被災地ではハードの復興工事のまっただ中です。どこにいってもダンプとベルトコンベアーがものすごい勢いで行き来しています。行政も住民も誰もが精一杯がんばっている。だのに、なぜ。
生活の復興が第一番だと思うのです。