日本一の商店街は嵐の中でも10万人の人出。それは思い切った選択と集中の結果でした。
エクスカーション2つ目は高松中央商店街。
全長2.7キロ。日本一のアーケードなんだそうです。
(雨の中向かっています。つま先からずぶぬれになってきました・・・)
いやー驚きました。
こんなに台風なのに、人出が結構あるんです。
東京のちょっとした商店街のお昼くらいの人出です。
雨の日は傘の貸し出しもやっています。
アイスやコーヒーを買って休めるベンチがあちこちにあります。
そして驚くことに、シャッターがおりているお店がないんです。
みんなピカピカ、キラキラしていて、どこかゆったりとしていて、、、。
中心にはエルメスやらヴィトンやらブランドショップがあるガラスのドーム。
商店街では珍しいのではないのでしょうか。
(この辺で本隊とはぐれたので、ここから聞き書き&レジュメの書き起こしです)
ここの商店街も昔はシャッター通りだったのだそうです。
それを再開発するにあたって、株式会社を作り一旦すべてのお店を買い取ります。
もちろんもう一度お店をしたい方ばかりですが、再出店にあたって次の条件を付けました。それは・・・
「東京と同じレベルのお店を出すこと」
小さな八百屋さんや靴屋さんはほとんど再出店することはありませんでした。
しっかりやっていたお店は、めちゃくちゃがんばって再出店しました。
全世界から一流ブランドのお店が集まってきました。
その結果。
シャッターが下りている店はほとんどない。
嵐の日でも、丸亀に遊びにいこっと人がわいわいあふれている。
夜中の12時過ぎてもまだまだのむぞーと元気いっぱい。
(ハロウィンのコスプレをした人があっちにもこっちにも。
ショッカーのお兄さんにヒー!って叫ばれる)
思い切った選択と集中が当たって・・・本当によかったと。
高松は人口30万人と、盛岡とほぼ同じクラスの都市です。
だけど商店街のにぎわいぶりは驚くほど違いました。
自転車があぶなっかしいということで、試しに通行禁止(押し歩きOK)にしてみたら売り上げがいい感じにあがったので、以来そういうふうにしているそうです。
自治力高いとうなる先生達でした。
見えにくいけど、高松の空襲で焼け野原になったときの写真です。
この銀行は、再開発で残った数少ないお店のひとつ。
焼け野原からはじまったことを忘れないという強い意志を感じました。
ビアガーデン。
晴れてればここでのむ予定でした。
すごいね。