タイマグラばあちゃんの上映会。自給自足の生活ってどうしてこんなに魅力的なんだろう。
自給自足の生活がしたい!
ロビンソン・クルーソー、15少年漂流記、小野田少尉、
最近だとDASH村に黄金伝説,自殺島に新白川原人・・・
現代社会の便利な文明に暮らしながら
なぜこんなに心をかきたてられるのでしょうか。
そして実際やってみたいなーと思っても
ムリなんじゃない?と言われがちな夢,No1だったりします。
男のロマンのマイページ|BAILA(バイラ)
そんな中、ぜひ見てほしい映画があるとオススメされたのがこの映画でした。
http://www.mmjp.or.jp/pole2/taimagurabachan.htm
タイマグラばあちゃんです。
岩手の山奥、タイマグラという所で自給自足の生活をしている
おばあさんを10数年間おいつづけたドキュメンタリーです。
うむ、おばあさんの話なら参考になりそうです!
オススメしてくれたのは赤浜ロックンロールの監督さん。
この映画を見て、人生がかわったのだそう。
ところがいざ見ようとすると、どこに行っても見つからない!
TUTAYAにもAmazonにもないのです。
しかし何年か前に見た人はちらほらいらっしゃる。
映画を見たいんだといろんな人に話していったら
ある日、Facebookで映像を持っているよというコメントがあり
たまたま映画の打ち上げで飲み歩いていたときに名刺交換した方でした。
そうしてようやく見る事ができたのでした。
なんていうか。すごい。
ばあちゃんの生き方は自由そのものなんだ。
畑を耕し、作物を育てて、食べる。
畑から得た作物を加工し、売って、日用品を買う。
これだけ書いたら、ふつうの農家さんと何も変わりないようだけど・・・
無理がない。無駄がない。
しわがない。
→とくに縦じわがない!!!
よくわらう。
おじいさんと2人で(後半は一人で)
大地にしがみついて、生きている。
映像を貸して下さった方によると、
ずーーーっと電気がなくて、何回も電力さんが来たけど
「電気はいらねーなくても十分だー」と断ってきたそうです。
最後の最後にここが電気を引かないと日本の電化率が100%にならないんだ
どうにか電気を引かせてくれと頼まれて、ようやく電気が来たんだとか。
どうして町や里に暮らさなかったんだろう?
どうして車やトラクターを使わなかったんだろう?
どうしてもっと楽な農地に移らなかったんだろう?
何度もその機会はあったはずなのに?
どうしてかは、もう分からないのですが
大地にしっかりと根ざして、ひとつも卑屈なところがなくて
いきいきといきている。
とても魅力的だと思いました。