ArcGISのマージとアペンド
<新しい調査結果を追加するときのコツです。>
(概要)
マージは2つの地図から新しい地図を生成します。
アペンドは既存の地図に、新しい情報を追加します。
地図に付随する「表」がある場合は、表の桁や名前がきっちり合っていることが必要です。
(マージ)
まずは、既存の地図を壊さないように、新しく地図を生成する「マージ」をやってみました。
・新しい調査結果を白地図にプロットする。
・位置情報等を調整する。
ここでしっかり直しておいて、これまでの地図に追加します。
・ArcToolBox→一般→Margeを選びます。
・追加するシェープファイルを選ぶ画面が開きますので、既存の地図と新しい地図を選びます。
・生成する地図の名前を指定します。
※ここで何度かエラーになりました。
「Error:操作は空のジオメトリに対して行われました」
→意味不明ですよね。
エラーになった列は「コメント」長々と記述がされていました。
マージする側のプロパティを見ると、地図Aが「50文字」地図Bが「256文字」。
試しに、マージのメニューから、新規にフィールドを追加して、長さを256文字にしたところ・・・できました!
「Error:表の長さがたりません」って表示してくれたらいいのに。
マージして生成されたシェープファイルを読み込んでみると、、、ばっちりです!
さらに地図に対していろいろ関数をかけているので、既存の地図のデータソースを新しい地図に変更すると・・・ばっちりです!
アペンドもマージと同じように使うといいみたいです。
(アペンドが便利なシーンってどんな時なんだろう、、、)
参考:ArcGIS逆ひきガイド,P155,6-24,複数のデータを1つにしたい。
ArcGIS for Desktop 逆引きガイド 10.1 & 10.2 対応
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今回10年ぶりに母校に質問しに行きました。
ぜんぜん変わっていなくて、なんだかふりだしに戻った感じで面白かったです。
M山先生、ありがとうございました!