落ち込んでるときは、歌おう。

「落ち込んでるときは、歌おう。自信がないときは、力強く話そう。先が見えないときは、言葉で自分の道を切り開こう」

ひとりのおばあちゃんの顔が浮かびました。

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ある日、この方の所をたずねていくと、楽しそうな歌声が聞こえてきました。
歌っているのでいる筈なのですが,何回ピンポンしても出てきません。

仕方ないので帰ろうとすると、近所の方が親切によびかけてくれました。
庭のほうから!!!
がらがらっとあけて「おうーい、ばあちゃん!!!」
ぎょぎょっとしてると、こういう時は遠慮すんなと教えてくれました(汗)
耳が遠い上、いつも歌っているのでこうせねば通じねんだとの事。

お話を聞くと,人生こんなに大変な事が次から次へとやって来る事が本当にあるのか・・・その上ようやく落ち着いて暮らせるようになった矢先の津波です。人生かけて築いた家と仕事を流されたのだそうです。

もう仕事ができる歳じゃないし、手も動かなくて縫い物もできなくなって、お料理もだんだんできなくなってと、どんどん何にもできなくなっているけれど、歌う事はできる。だから歌っているんだよとおっしゃっていました。



自分を変える1つの習慣

自分を変える1つの習慣

いわてにきたら、田舎のちっちゃい美容室にいってみましょう(^^♪

大槌町にいくたび、いつもお世話になっている美容室があります。
その名は「美容室チャーミー」

この日もさっそく寝癖をなおして頂きました(笑)


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2013年夏の調査。
あまりの暑さに、学生ともどもぐったりしていました。
たまたま、立ち寄った美容室であんまりぐんにゃりしていたらしく
「いいから、休んでいきなさい!」とありがたいお言葉。

ぞろぞろと5人も休ませて頂いたのでした。
熱射病になりかけていた子もいて本当に助かりました。


その上、汗だくだくだった頭をシャンプーまでして頂いたんです!
この世の天国です!!!

そしてさらにカットまで(笑)

「首元サッパリして涼しくってかわいくしましょう(^^♪」

えーまじで!と思いましたが、せっかくなのでバッサリカットして頂きました。

それ以来、近くに行くたび毎回よらせて頂いております。


ここは本当に「サロン」です。
岩手の美容室が面白いのは、とくに美容をしなくてもおしゃべりしに来る人がいること!
(東京だとありえないです!)
地域社会をつなぐ役割を担っているんですね。

場所は街なかから離れた、大きな仮設団地の中にある小さな商店街の中にあります。
はじめてから2、3年は大忙しだったそうですが、
仮設から出る人が増えるにつれて、お客さんが減ってきているそう。
今は一日にひとりも来ない日もあるそうです。

そのうちもっと減ってしまったら続けられなくなるんじゃないかと心配ですが
ここに人がいる限り、できるだけ営業つづけるよっておっしゃっていました。

岩手には、ちっちゃいカワイイ美容室がたくさんあります。
ちょっとお茶する感覚で立ち寄って、いろんな話を聞きながら寝ぐせを直してもらう。

これ、最高にたのしい時間です。
おためしください^^

もうすぐ5年目のボランティア。いまだからこそ。

だんだんに災害公営住宅ができ、家が建ち、出て行く人がいて。
仮設住宅には空き家が目立つようになってきました。
とはいえ、半分以上の仮設住宅がそのままです。

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いまボランティアに来て頂けるとしたら、、、大歓迎です。
ほんとうに少なくなりましたから。。。

もしお願いできるとしたら、傾聴ボランティアに来てほしいです。

ただ、うんうんって話を聞くだけですが、これが今一番必要だと思うんです。
ここの所、調査にいくと、いつも時間通りに終われないのです。
もっと話をきいてほしい、さみしい、帰らないでという声をききます。
でも私ひとりじゃ焼け石に水です。

人に話を聞いてもらうと、孤独がいやされ、自分の事をたいせつに考える事が自然に出来るようになります。生活に問題を抱えていたとして、それを誰かに話すことで気持ちが前向きになり、答えが見つかる事もあります。

ちょっと調べてみましたが、岩手ですぐに受け入れをしている所はないようです。
人の話を聞くなんて誰でもできるさと思えばところがどっこい。

 安心して話せる雰囲気をつくり、相づちをうち、間をとる。辛い話を受け止めつつ、聞き手の心まで傷つかないようにする。ネガティブな話を否定しない、プライバシーを守る。その上で、どんな方向性で行くかガイドラインを決めお互いにフォローし合うようにする。思ったよりハードルは高いですが、どこかで研修を受けてきて頂ければ、一生の財産になる事と思います。

 もう一つは「足湯」です。助け合いジャパンさんのボランティアツアー・ボラバス募集状況にもありました。これもリラックスしてお話をきくのがメインですので、いいんじゃないかなーと思います。

ボランティアツアー・ボラバス募集状況
http://tasukeaijapan.jp/?page_id=3813

津軽海峡冬景色〜あったかいんだからぁ〜

さてさて、北海道から岩手へ!
今回は札幌ー盛岡なかよし切符のお世話になりました^^

www.iwate-kenpokubus.co.jp

この切符、安いのはなにより、船にのれるんです♪
津軽海峡冬景色〜♪♪♪

札幌駅21時発室蘭行きのバスにのり、室蘭港へ。
乗船手続き。船の場合どこから乗ってどこへ行くのかの台帳に書いていく必要があります。

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さて乗船!!!

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今回はゆっくり眠りたかったので寝台席をとりました。
+2500円です。和室は雑魚寝で宴会をしている方々がいます。
うう、体力があればまざるのですが!

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出航までしばし船内探検です!
車が乗り込むのがなんだか面白くてずっと見ていました。

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キャッチボールをしたらスリリングで楽しそうです!

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ボォーーー
ボォーーー

大きな汽笛がなると出航です。

さよなら皆さん!!!
写真には写っていませんが・・・

手をふってくれています。

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さーよなーらあなたあー♪

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さて、ぐっすり眠って朝です。
朝日の時間に甲板にでたのですが、残念、くもり。
オレンジの雲が美しい。

ざぶんと朝風呂をたのしむ。
大波で船が揺れるとお風呂の水面もざぶーんとなるのがなんか面白い。

海を見ながらおにぎりとお茶で簡単な朝食。

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7時半、八戸港につきました。

ここからまた、バスにのって盛岡へ。
日曜日なら朝市によって海幸山幸楽しむ所です。

急ぎの時は新幹線を使います。
8時45分に盛岡駅につくので、なんと朝一の会議に間にあうという訳。
北海道新幹線の強力なライバルはじつはこれなのではないでしょうか?

落っことしたスマホが戻ってきました!スマホはやっぱり手のひらサイズに限ります。

落っことしたスマホが戻ってきました!
しかも冬山のどこかに落とした奴が・・・!!!

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すぐに停止処置をして、捜索願をだして、、、、
でも山の中だし、無理かなあと思っていました。

いま使っているのはFLEAZ F45+というスマホ
とにかく小さいのがよくて、とてもお気に入りです。

しばらくスマホなしで生活してみた所、快適ですねー^^
とにかく、邪魔がはいらない!一日が充実します。
お知らせはPCでまとめてみたってぜんぜんいいし。

しかし、やっぱり不便。
ぐずぐず悩みながら、携帯スマホのコーナーを見るのですが
すぐ買えるスマホって大きいんですよね・・・。
4インチの品揃えが少なすぎる。
その中で買うとしたら・・・やっぱりiPhoneか、しかし10万円はずいぶん高い・・・
そうして悩んでいた所、なんと「ありました!」のご連絡が!!!

親切な方が見つけて届けて下さったそうです。
ありがとう、ありがとうーーー!!!

そうしたらですよ!
なんと手のひらサイズのiPhoneが新発売になるそうじゃないですか・・・

ついてる!!!

iPhone6cがA9チップで2GBメモリなら買うかも。iPhone6s大きすぎ!
digital-cat.com

被災地の事

たまに岩手から出て、被災地の事について話すとびっくりされます。
「えっ、まだ仮設住宅に住んでいるの!?」

そうなんですよね。
しょっちゅう行って、話を聞いていると、当たり前で仕方ないような気持ちになってしまいがちですが・・・これってやっぱり、変だと思うのです。

this.kiji.is

5年でまだ半分以上の方が仮設住宅で暮らしています。仮設から出て行った方の多くは復興を待てず故郷を離れた方です。いま被災地ではハードの復興工事のまっただ中です。どこにいってもダンプとベルトコンベアーがものすごい勢いで行き来しています。行政も住民も誰もが精一杯がんばっている。だのに、なぜ。

生活の復興が第一番だと思うのです。

ADHDとだいぶ折り合いつくようになりました

片付けられなかったのが、片付けられるようになり
外食ばかりだったのが、3食作れるようになり
空気の読めないのは相変わらずですが、人付き合いが出来るようになり

ほんとうによかった。
感謝、感謝の一年でした。

いまこうして振り返ってみると、ADHDでもしっかりやっている人は沢山いるし、楽しく生きている人も沢山いるし、ADHDのおかげで活躍できている人も枚挙にいとまがないし、これを障がいとしてしまうもののの正体って一体なんなんだと思います。

確かに「普通」のやり方ではどうやったって無理、という事はあります。
私の場合、忘れ物が激しいという性質があります。どんなに怒られようと、注意するようきつく言われようと、改善することはできませんでした。ですが、大人になってEvernoteのリマインダを活用するようになってから激減しました。残ったのはトラウマだけです。

診断をうけて良かったのは、普通なら、常識なら、できるでしょうという縛りから逃れる事ができた事です。じぶんなりに出来る方法を探して見つけて身につける。普通でない方法でもぜんぜんオッケー。そう思えた時、自然に解決方法がやってくるようになりました。

お正月に、両親とこの番組を見ました。
ちょっとずつでも、理解しようとしてくれる事がうれしい。
こういう番組がメジャーになってくれた事に感謝です。

www.ntv.co.jp